黃金奇異果

温帯と亜熱帯のあいだ

茶壷山がきれかった話

台湾の超有名観光地「九份」からほどなくしたところに、台北近郊でも比較的アクセスしやすいわりにめちゃくちゃ良い景色を見ることができる人気ハイキングスポットがある。


茶壷山から見た海が綺麗すぎたもんで、その写真をここに記録しておこう。

 

コロナのせいもあるかもしれんが、最近すっかり出不精になってしまってた。

昔は思いつきでどっかぶらぶらしに行ったり、行き先を決めずに電車乗って旅とかしてたのに、年齢なのか、めんどくさくなってしまったのか。

 

いや、出不精に「なってしまっていた」と書いたが、別に出不精が悪いものではないだろう。が、あまりにずっと家にこもってると、急にそわそわとし始め衝動的に外へ飛び出したくなることがあるものだ。

 

茶壷山へは台北からバスで2時間くらいで行ける。千と千尋のモデルになったことにされている九份から程近く、かつては金鉱によって栄えた場所なんだと。ちなみに九分含め台湾の北東部は東北風と東南風がぶつかる場所で、一年の3分の2が雨。

九份はいつも観光客でにぎわう

 

台北市内からバス終点でおり、いきなり開ける青い海に感動。まだ登山口にすら辿り着いてたいのにもう満足感があった。

 

登山口のふもとには駐車場があって、日本だとSUVとかファミリーカーでわいわいしているところだが、台湾はどこでもバイクで乗り付ける。


どぎつい階段を登って、登山口に辿り着く。普段着&スニーカーとかでガンガン登山してる若い人たちとかおるが、みんなすごい。おばちゃん&おじちゃん軍団もぐんぐん進んでいく。

頂上までは大体1時間くらいか。そこからロープを伝って頂上の岩に登り、そのまま半平山まで引き継ぎ登る。

結構岩場とかあってなかなかスリリングなコースやけど、普通に子供とかもおる。

半平山頂上到着したら、なんと雲海が出てきた。めっちゃ綺麗やん。周りの人とちょっとした感動を分かち合った。もっと高い山をいろいろ登ってきたというおばさんも、雲海を見ることは稀であるらしい。ラッキーやん。

ダックスフントと一緒に山登り来てる人も。。。

 

台湾はめちゃめちゃ山が多くて、登山好きには天国のような場所らしい。とは台北近郊の山もどこも片道1時間半はかかるので、意外に「気持ち」のハードルが高い。